【xFIREへの道-7】個人事業を開業しよう ~開設届の手続き~ 26年1月8日更新

FIRE

こんにちは、atabowsです。

現在、atabowsは高リスク資産投資のカテゴリーにて、FXのスワップ運用とFX・CFDのリピート運用を行っています。

2006年にFXを始めてから十数年が経ち、試行錯誤の末2022年から現在のスタイルに落ち着きました。各運用スタイルの投資方針やKPIについては、別のブログで詳しく解説しています。

本ブログのメインであるFX・CFDは、趣味と実用を兼ねた運用ですが、今後労働収入からの資金投入は予定していません。労働収入から確保した資金は、老後の生活資金やサイドFIREやバリスタFIREといったナントカFIRE(atabowsはxFIREと呼んでいます)用の投資に充てていきます。

これまで、月次ベースでxFIRE後の生活を見据えた全体資産の運用実績やその疑似取り崩し(バケツ戦略の検証)状況を整理してきましたが、本シリーズでは、xFIRE後の生計の立て方、とりわけ合同会社や個人事業の開設プロセスについて考証していきたいと思います。

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というわけで今回は、個人事業を開業しよう ~開設届の手続き~について報告します。

本稿の目的は以下となります。

  • 個人事業を開設するにあたり、必要な手続きと検討事項を明確にする

関連する記事に関しては、以下のリンクを参照してください。

それでは、本稿の目次は以下となります。

はじめに

これまで、合同会社(マイクロ法人)を設立する理由や事業内容、将来の構想を含めた社内規程、整備すべきインフラ、そして登記申請について整理してきました。

一方で、atabowsはこれまでの会社員経験を活かした活動も継続したいと考えており、こちらは個人事業主(フリーランス)として身軽に動ける体制を整えます。そこで今回は、個人事業開業のための具体的な手続き内容を確認しておこうと思います。

今回は、成美堂出版の『いちばんわかりやすい 個人事業の始め方』を参考にさせていただきました。この本も、設立から運営までをマンガや図解でわかりやすく解説してくれていて、初心者にもとても親切な構成になっています。

設立から運営まで図解やマンガで解説されており、初心者にも非常に親切な構成です。 また、法人設立時と同様、クラウド会計ソフト大手のfreeeが提供する「freee開業」サービスも活用し、効率的に準備を進めていきます。

合同会社と個人事業のすみ分け

具体的な手続き確認の前に、両者の役割分担を整理しておきます。

合同会社個人事業
飲食店並びにセレクトショップの経営など(【xFIREへの道-2】参照)
当面は、為替および株式等の運用(投資業)
(会社員時代の経験を活かした)顧問・アドバイザー、コンサル業務およびエンジニアリング業務

このように業務内容を明確に分けることで、マイクロ法人化における税務上の透明性を確保しています。

開業申請の流れ

個人事業開設の全体的な流れと進捗状況をまとめました。 法人の登記完了日を2026年3月31日と設定しているため、個人事業の開業申請を4月17日、事業開始を5月1日と仮置きしたスケジュールです。具体的な日付を入れると、身が引き締まる思いです。

項目やること予定期間・状況
条件交渉
・各契約先(雇用主)との契約内容決定(形態・単価・JD*等)進行中(’26/1~’26/3/31予定)
事前準備・業種整理・屋号の決定・許認可の確認・事業用口座の検討未着手(~3/31)
freee会計導入・サービスへの加入・初期設定未着手(~3/31)
退職手続き・「雇用保険被保険者証」「離職票」「退職証明書」「厚生年金基金加入員証」「源泉徴収票」等各種書類の入手未着手(~3/31)
退職の意思連絡(~1/31)
社会保険・「国民年金」「国民健康保険」加入手続き未着手(~4/3)
合同会社の設立が3/31迄に終わらない場合に必要
税務署へ申請
(自宅を管轄する税務署)
・「個人事業の開業・廃業等届出書」「所得税の青色申告承認申請書」の提出未着手(~’26/4/17)
自治体へ申請・「事業開始等申告書(個人事業税)」の提出未着手(~’26/4/17)
国税庁へ申請・e-Tax利用の事前申請完了(確定申告実施時に登録済み)

*JD:Job Description(職務記述書)

個人事業(フリーランス)としての検討事項

登記申請に必要な書類は「freee会社設立」を活用することで、ほぼ準備できますし、合同会社の設立のような事前準備もほとんど必要ありません。むしろ、個人事業(フリーランス)として仕事を行う上で考えなければならないポイントを整理しておくことが非常に重要となりますので、ここで整理しておきたいと思います。

1. 価値観の共有

個人事業の書類作成自体は、ツールを使えば容易です。むしろ重要なのは、「どのようなスタンスで仕事を受けるか」という軸を整理しておくことだと考えています。

安定した会社員を辞めて独立する以上、自分の価値観に沿った仕事であることは譲れない条件です。 ブログ「セカンドライフ」でも述べた通り、atabowsの理想は毎日心穏やかに楽しく暮らしたいです。そのため、以下のチェック項目を判断基準にします。

  • その仕事を通じて、心穏やかに楽しく暮らせるか?
  • 相手のビジョンに共感できるか?
  • 本気で必要とされているか?
  • JDが双方合意できているか?
  • 時間的な制約にゆとりはあるか?
  • 報酬や条件に納得感があるか?

2. 商流

仕事を受ける時の商流として、発注主と直接契約を交わす場合と間にエージェントを経由して交わす場合を想定しています。

  • 直接契約:事務負担は増えるが、仲介手数料がない。ただし、個人では大手との契約難易度が高い
  • エージェント経由:手続きを代行でき、案件確保のノウハウを活用できる。手数料はかかるが、社会保険加入の有無なども確認ポイント

3. 契約形態

atabowsは、時間に縛られやすい「派遣契約」ではなく、自身の経験を活かせる「業務委託契約準委任契約」を目指します。業務委託契約には、「請負契約」と「委任契約」があります。

  • 請負契約:成果物の納入に対して報酬が発生
  • 委任(準委任)契約:特定の業務遂行に対して報酬が発生

4. 報酬パターン

報酬のパターンは、以下の3パターンを想定しています。

  1. 完全時間単価制
  2. 最低月収保証+超過分時間単価制
  3. 上記+ストックオプションや成功報酬

フリーランスとしてのリスクを鑑み、まずはパターン2を打診します。また、複数社との並行稼働を計画しているため、相手がスタートアップ企業であれば、将来性を見越したストックオプション(パターン3)の検討も視野に入れています。成功報酬はリスクが高すぎるため、原則受けるつもりはありません。

おわりに(26年1月8日初稿時点のコメント)

合同会社の設立目的が「社会保険料の最適化」と「将来のライフプラン実現」であるのに対し、個人事業の開業は「収益構造の多角化・安定化」と「スキルを活かした社会貢献」が目的です。

性質の異なる2つの「箱」を使い分けることで、新しい世界が広がることを期待しています。

これからのatabowsの挑戦も、ぜひ温かく見守っていただけると嬉しいです。

~皆さんが、毎日心穏やかに楽しく暮らせますように~

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